みなさんこんにちは!『だもんで』編集長のにしはらです。
愛知県岡崎市のディープ&ローカルな魅力を、大学生が文字どおり「足」を使ってがつがつ発掘しお伝えする、
フリーペーパー制作プロジェクト「『だもんで』編集部」。
2018年2月に正式に発足し、いよいよ本格始動しました〜〜〜。
わたしたちが所属する愛知学泉大学の家政学専攻には、
地域の活性化を目的に、街の外に出て街の人びとと一緒に街を盛り上げる
「生活スタジオ」という授業があります。
この「『だもんで』編集部」はそのなかのプロジェクトの一つです。
家政学専攻は、「衣食住」と「生活文化」について幅広い視野で学ぶところです。
日々の生活をより豊かに、人びとがより暮らしやすくなるように。
“日常”を大事にする視点が、家政学専攻の魅力です。
わたしたちはここで学んだことを発揮して、街と人びとの力になるために活動しています。
というわけで、2018年度のプロジェクトとして発足した『だもんで』。
創刊号ができあがるのは少し先ですが、このサイトで活動の様子をいろいろとお伝えしていきます。
よろしくどうぞ〜!
さてさて。
家政学専攻のある岡崎市といえば、愛知県有数の“中堅地方都市”。
みなさんご存知の江戸幕府をひらいた徳川家康の出生地であり、
城下町としても東海道の宿場町としても有名な歴史ある街です。
八丁味噌もよく知られていますよね。
現在では、美術館や映画館、動物園などの文化施設はもちろん、
昔ながらの商店街や大きなショッピングモールもあり、学校や保育園なども充実していて地元産業も元気、
そして名古屋や豊橋などへ出て働く人びとにとってアクセスが良い街でもある、いわゆる郊外都市です。
そんな老若男女問わず住みやすい街・岡崎ですが……
なにせ「クルマ」がないと動きづらい!!!
愛知県は日本でもダントツのクルマ社会です。
もちろん岡崎もクルマがなければなにかと移動がむずかしい……。
映画のレイトショーには行けないし、大きな買い物もできないし。
自転車だと道があんまりよくないから走りにくいし。
そう思っていませんか? わたしはそう思っていました。
(運転免許を取得してから14年間ペーパードライバーでしたが、
岡崎に引っ越してきて4ヶ月でギブアップしてクルマを書いました……)
でもでも。
そんな岡崎だからこそふと思い立って街を散歩してみると、
興味を惹かれるステキな喫茶店やちょっと息抜きできそうな公園、情緒あふれる街並みに出会います。
そしてなにより、お話してみるとおもしろい人びとがたくさんいらっしゃいます。
そういうことって、クルマに乗っていてはなかなか体験することができない気がします。
駐車場がないために行くテンションにならなかったり、急いでいるからまた今度にしようと思ったり。
人とすれ違っても声をかけられない。
それってじつは、すごーーーくもったいないことだと思うのです。
せっかく岡崎という街で暮らしているのに、岡崎の“ナマ”に触れる機会が減ってしまっているというか。
いっそクルマを使わないで岡崎のなかに飛び込んでみたら、どれだけその魅力を知ることができるだろう?
そんな思いから、このプロジェクトがスタートしました。
しかもですね。
このプロジェクトには学生メンバーが8人いるのですが、
ぐうぜんにも、日々クルマを使えているのはたった一人!
さらに岡崎市外出身者が過半数!!
じゃあもう、学泉家政学の大学生でいるうちに、岡崎のディープな姿を掘り起こしまくるしかない!!!
さいわいにも、岡崎市は公共交通機関が発達しています。
JRと二つの私鉄が交差し、路線バスも充実。
そこでこのプロジェクトでは岡崎市内のいくつかの「駅」に焦点をあて、駅を起点とした周辺の街について
「衣食住」「生活文化」の視点から、学生たちがアツくお伝えするフリーペーパーを作ることにしました。
岡崎市内の人も市外の人も、
電車やバスに乗って街に降りて、ゆっくりのんびり自分のペースで歩いてみませんか?
歩くからわかる、歩くと気づく、岡崎の魅力。
ぜひ、わたしたちと一緒に楽しんでいただきたいと思います。
フリーペーパー『だもんで』の内容についての詳しい紹介は、次の記事にて!
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